頭痛、肩こり、腰痛、胃腸が弱い、やる気が出ない、自律神経失調症……
それは噛み合わせが原因かも知れない!

症状

20歳代の女性に多くみられます。あごを動かすと顎関節が痛んだり、雑音がしたり、顎関節周囲の筋肉や靱帯の圧痛など、あごの運動異常を主症状とし、重症になると開口障害や咀嚼障害をひきおこし、首や肩がこったり、腕に症状の出ることもあります。
 
主症状 顎関節部中心として顎関節周辺や筋に何らかの異常を示す
 ===>顎関節だけでなく、まわりの筋肉や靭帯も含めた病気です。

1. 顎関節部及びその近辺の痛み
2. 開閉口運動異常
  (口が大きく開かない、ずれているなど)
3. 関節雑音
4. 筋症状
  (筋の疲労、過緊張による頭痛、肩こりなど)

これら全てが症状として出るのではなく、1つしか出ない人もいれば、複数出る人もいる。
 
副症状 主症状の1つ以上にプラスして以下の副症状がともなう場合がある。

a. 頭、首、肩、背中、腰、手足の痛み、違和感
b. めまい、耳鳴り、耳閉感、眼(充血)、鼻(鼻閉感)
c. 自律神経失調症の諸症状
d. 顎位が定まらない、咬合異常

これらの症状は、顎関節症とイコールではなく鑑別判断をしなくてはなりませし、身体的・精神的要素なども含まれ、複雑多岐にわたるので、すべて咬合とは言い切れません。
臨床症状は、慢性的経過をたどり、症状の軽減、増悪をくりかえします。

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